INTERVIEW

2017.10.20UP|インタビュー

今回のインタビューでは、大阪・泉佐野で行なっている6次産業体験コースの参加者の方にお話をお伺いしました。それぞれのキッカケや想いがありますが、お2人とも最初から農業を仕事にすることを考えていた訳ではないそうです。

体験参加者インタビュー Mさんの話(男性・20代)

体験参加者のKさん、休憩中のひとこま

今回の体験に参加しようと思ったキッカケは?

今、就職活動中なんですね。それで、りんくうでワークフェアっていう合同説明会みたいなのがあって行ったんですよ。その中に農業のコーナーがあって、一次産業も悪くないと思っているんで、見てみたんです。それで話をしたら、農業体験をやってるから来てみなよっていうことだったので、一回どんなものなのかなっていうのを見に来た感じですね。

それでは農業で仕事を探していた訳ではなかったんですね。

そうですね。まぁ、まだこれからどうするかは分からないですけど、でも今は農業も選択肢に入ってます。土と触れ合うのは楽しいし、小学校の頃からわりと自然溢れるような環境でおったんで、体が馴染んでるというか、抵抗はないので。

今日が体験の初日でしょうか。

はい。今日は四角豆っていう四角い豆と、白オクラを収穫して、今は土を運ぶ作業をやっています。

これからどんな体験をしてみたいですか?

いわゆる農業体験って収穫をやらせるじゃないですか。収穫の喜びを知ってほしいとか、正直言うと、そんなんお腹いっぱいなんですね。農業のしんどい所ってあんまり見せてくれないんですよね。やから、そういう所を見たいなと思ってます。

体験を検討中の人に何か一言お願いします。

しんどいのはしんどいけども、ストレスというか、心労はあまりない仕事やと思うんですね。今日も風が気持ちいいし、やっぱ外で仕事できたら心地いいと思います。

体験参加者インタビュー Sさんの話(男性・20代)

りんご収穫中の体験参加者Mさん

今回の体験に参加したキッカケは?

この体験は初めてではなくて、今年の4月にも1週間だけ体験に来てるんです。もともとは、NPO法人のサポートステーションから就活の練習の場みたいなことで紹介してもらって。4月に1週間、泉佐野で体験して、5月には青森の体験にも行きました。それで1回は農業の仕事をやってみようかなと思ったんですけど、やっぱり別の仕事にしようかとも考えて…5ヶ月くらいどうしようか考えて、それでもう1回農業をやってみようかなと思って、今日からまた体験をはじめました。

作業の中で楽しい所は?

今日は朝からオクラの枝を切って、良いのと悪いのとを仕分ける作業があったんですね。4月の時はブロッコリーのヘタを切るのと収穫とあって…どっちかというと調理とか屋内の作業より、畑でやる方が僕は好きですね。

逆に大変な所はどんな所でしょうか。

今日もそうなんですけど、重い荷物を運ばないといけないこととか、炎天下の中での収穫するとか、体力的に大変なことはあります。

体験を検討中の人に何か一言お願いします。

最初はたぶんあまり興味がないと思ってるかもしれないけど、やってみれば興味が出てくる仕事やから、ぜひチャレンジしてみたらいいんじゃないかと思います。

体験先の風景

実際に体験してみて、はじめて分かることは多いですよね。このコースは通年行なっていて、参加も無料、気軽に体験していただけます。みなさまも、一度農業を体験してみませんか?