INTERVIEW

2016.07.15UP|インタビュー

体験参加者インタビュー 谷さんの話

谷さんは元々は泉佐野アグリカレッジを運営する企業のひとつ、おおさか若者就労支援機構で就労の相談をされ、泉佐野アグリカレッジの前身となるアグリスタート事業の農業体験に参加されました。そこで1年間農業を学んだ後、今はりんご農家の体験をしています。そんな谷さんのインタビュー記事です。

弘前りんご生産体験参加者の谷さん2

農業体験に参加しようと思ったキッカケはどういったものですか?

はじめは農業に興味があった訳ではなくて、就労支援機関に相談に行った時にこういった事業があって募集をしているから、一度働いてみたら?と教えてもらいました。この事業では6次産業を目指してやってるというのがあって、農業だけじゃなく販売だとか色々な体験ができるから、幅広く仕事のことを学べるよ、と。色々な人に背中を押してもらって参加をしました。

そこで体験した6次産業の中で1番楽しかったのはどの作業ですか?

外作業でしょうか。実際に手や身体を動かしていくうちに、就労の相談に行く前に落ちていた気持ちも前向きに変わっていきました。 やってみたら、くわを使うのがうまいって褒めてもらえたりして、意外な発見もありました。

りんごの体験はその流れで参加されたんですか?

このりんご生産体験事業の体験者として参加しない?と声をかけて頂きました。これまでは泉佐野で野菜を作ってきていたので、木になる種類の実を作るのは興味深いですね。

今後農業を続けていくんでしょうか?

今すぐっていう訳ではないですけど農地もあるので、ちょっと遠い将来くらいに、もしかしたら農業をやるかもしれないですね。

体験の参加を検討している方にひとことお願いします。

自分自身もそうだったんですけど、新しいところに飛び込むことで見つかることって、大きいです。 こういうところに来るのは迷うだろうし躊躇もすると思うけど、どんな所でも飛び込んでみたら発見があって、思い出にも残るから。 そういうのを持って帰って欲しいなと思います。

体験参加者インタビュー Nさん(男性・26歳)の話

東北地方から参加している方で、なんと今回(6月開催の回)で4回目の参加ということです。農業の作業は大変さも感じるけど楽しいというNさんに、お話をお伺いしました。

りんごの摘果作業中のNさん

体験に参加しようと思ったきっかけはどういったものですか?

今通っている就労支援施設でも農業の体験をさせてもらっていたので、農業に興味を持っていました。 その流れでこの体験のことを教えてもらって、参加しています。 初めて参加したのが2月か3月で、今回で4回目の体験になります。

作業の中で難しいところ、大変なところはどんなところですか?

今やっている摘果(果実の間引き)の作業だと、どれを残せばいいんだろうとか、考えますね。 肉体的には大変ではあるんですけど、僕は身体も頑丈だから問題ないけど、人によっては大変だと感じるかもしれません。

逆に面白いところはどんなところでしょうか?

摘果作業をやっていて、これがこの後どうなっていくんだろうなとか想像するのは面白いですね。 あと作業をしていると「仕事してるなぁ」というか、「生きてる」って感じがします。

体験の参加を検討している方にひとことお願いします。

これからどうしていこうかなっていう時に、こうやって無心になって、 自然と触れ合いながら、その先のことを考えるのもひとつの手かなと思います。